バレルコレクション・印象派への旅

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バレルコレクション・「印象派への旅]を見てきました。

イギリスの海運王ウイリアム・バレルが15歳の時から集めた選りすぐりの名画の数々。本国イギリスから持ち出さないことを条件にスコットランドグラスゴーに寄付されたのですが今回、改装に伴い特別に貸し出されました。

小品が多いのですがどれも興味深い作品ばかりです。特に静物画、クールベの果物を描いた作品など珍しいと思いませんか。又マネの「シャンパングラスのバラ」は背景がグレーと暗い色なのですが、それだけにバラの美しさが際立って忘れられない作品となりました。

又、海運王だけに海の絵も多く特にブーダンの作品は格別です。キャンバス一面に空、そして下の方にわずかに海、そして海を楽しむ人々、その群衆がいいですね。近くに寄って見ると粗っぽく描いてあるのですが離れて見るとちゃんと傘をさした婦人に見える。ブーダンはこういう描き方が得意なのだと思います。「トゥーク川の洗濯女」でも同じような手法で人物を描いています。風景画に人物が存在すると急に身近な感じになります。

今回は小さな絵からたくさんの大きな癒しをもらいました。

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