国立新美術館でボナール展を見てきました。
いきなり目に入ったのは縦長の絵の数々です。西洋絵画には珍しい形です。まるで掛け軸や屏風を見ているようです。ボナールが日本美術を愛好していたと知り、なるほどと思いました。
女性のワンピースの柄や絵のあちこちに施された装飾もボナールならではの独特さで目をひくものでした。 又、ほとんどの作品が室内か庭を描いたもので とても身近に感じられました。
何といっても驚くのが色の美しさです。いつまでもじーと眺めていたくなるような作品ばかりでとても幸せな気分になりました。
今回心に残った作品は 「化粧室 あるいはバラ色の化粧室」
「ル・カネの眺望」 です。