わくわく！ フィリップス・コレクション

待ちに待ったフィリップス・コレクション。

　展示室に一歩入ると　ゴヤ・アングル・ドラクロワ・マネ　名だたる画家達の絵がずらり。　驚きと興奮のうちに歩いていくと次は印象派。シスレー・モネ、見慣れた風景画のはずなのにやはり体にストンと入ってくる。　うっとりしながらしばし眺めて癒される。

　次は大好きなゴッホ。小品ながらアルルでの作品なので明るく黄色が前面に押し出されている感じ。　スーラ・セザンヌ・ゴーガンと見てきて少し違和感を覚える。いわゆるスーラ・ゴーガンの絵ではないのだ。やはりどんな画家もいろいろな絵を描いてきて自分のスタイルを確立していくのだなと納得。

ボナール・クレー・カンディンスキーのあふれる色彩に思わず足を止める。

ピカソ・ブラックとぜいたくなラインナップに最後までわくわくする展覧会だった。

今回心に残った作品は　　　　「稽古する踊り子」　　ドガ

　　　　　　　　　　　　　　「棕櫚の木」　　　　　ボナール　　です