マティス展
マティス展へ行って来ました。
初期の風景画や自画像はとても自然なタッチでした。 あふれるような色彩ばかり想像していたのですがそれは小さな驚きでした。
また意外にも彫刻作品が多くてマティスの知られざる一面を覗いた気がしました。
たくさんの作品の中で個人的に好きなのは上から二番目の「夢」という作品です。
ブルーと肌色だけのシンプルな裸像ですが伸びやかな線がとてもおおらかで気に入っています。
圧巻だったのは4kの大画面に映し出されたロザリオ礼拝堂です。時間によって移り変わる光がステンドグラスを照らし部屋の中に反射する様はマティスの計算通りだったのでしょう。本当に礼拝堂の中で体験しているようで感動しました。