ルーベンス展
ルーベンス展へ行ってきました。
ルーベンスといえば「フランダースの犬」 年代にもよるとおもいますが、つい反射的に思い浮かべてしまいます。 主人公のネロが愛犬パトラッシュと共に訪れた教会。そこで、憧れのルーベンスの絵の前で静かに天に召されていくという物語の最後は何度読んでも涙してしまいます。
そんなルーベンス、やはり宗教画が多くしかも3m級の超大作がずらり。
キリスト教がよくわからない身にもその迫力がドーンと伝わってきます。
特に「マルスとレア・シルウィア」に表現された動きはその前後のシーンが見えるようです。まるで動画を見ているようで圧倒されました。
大きな宗教画に抱かれてすべてを見終わった時には、アントワープ聖母大聖堂に行きたくなっていました。そしてネロが見たといわれる「キリストの降架」「マリア被昇天」を是非見てみたいと思いました。
今回心に残った作品は 「マルスとレア・シルウィア」
「エレクトニオスを発見するケクロプスの
娘たち」 です。